gutenberg!2018年7月9日読了時間: 1分「なるほどグーテンバーグ!活版印刷のふかいお話」その5〜「活字」の語源漢字二文字で「活」「字」。日本でいつ頃誕生した単語なのか、じつははっきりわかっていません。江戸時代の文献にも活字を意味しているらしい箇所はあるのですが、「一字板」のような単語になっています。「活字」が登場した最初期の書籍は幕末あたりから。この頃、出島経由ではいってきたオラン...
gutenberg!2018年7月8日読了時間: 1分「なるほどグーテンバーグ!活版印刷のふかいお話」その4〜何色までグーテンベルクは印刷できたのか現存する49部のグーテンベルク聖書をみてみると、色あざやかに色づけされている箇所があります。グーテンベルクはカラー刷りもできたのか、と思いきや、じつは黒一色だけの印刷しかできませんでした。二色刷りを試したこともありますが、あまりにも難しい作業だったので早々にあきらめました。...
gutenberg!2018年7月1日読了時間: 1分「なるほどグーテンバーグ!活版印刷のふかいお話」その3 〜活版印刷は人類が手にいれた最高の発明1997年アメリカの雑誌「ライフ」が、10世紀以降のもっともすぐれた発明はなにか、というミレニアム特集をくみました。なんと第1位にえらばれたのが、グーテンベルクによる活版印刷。手書きゆえ、ミスの多いテキストが高値で取引されていたヨーロッパ中世を一変させ、正しいテキストが安く...
gutenberg!2018年6月28日読了時間: 1分「なるほどグーテンバーグ!活版印刷のふかいお話」その2 〜いったい完成までグーテンベルクは何年かかったのかグーテンベルクが活版印刷で唯一出版できた書籍が、聖書でした。完成したのは試作開始から約20年後の1455年のこと。長年、借金までして活版印刷へ注ぎつづけた情熱は、どこからきたのでしょう。当時貴重品だった聖書をたくさん生産して、たんにお金もうけしたかったから、といったら、グー...
gutenberg!2018年6月26日読了時間: 1分「なるほどグーテンバーグ!活版印刷のふかいお話」その1 〜借金に苦しんだ?グーテンベルク発明家グーテンベルクは生涯に4回訴えられています。うち3回は借金がらみ。事業資金として借りたようです。活版印刷はいまでいう「ベンチャービジネス」。新しい技術開発には初期投資が必要だったわけです。 借金が返済できないなら、せめて秘術だけでも教えろと、いう債権者の脅しにもグーテ...