「なるほどグーテンバーグ！活版印刷のふかいお話」その１ 〜借金に苦しんだ？グーテンベルク

企業秘密を守りとおしたグーテンベルク

発明家グーテンベルクは生涯に４回訴えられています。うち３回は借金がらみ。事業資金として借りたようです。活版印刷はいまでいう「ベンチャービジネス」。新しい技術開発には初期投資が必要だったわけです。

借金が返済できないなら、せめて秘術だけでも教えろと、いう債権者の脅しにもグーテンベルクは屈しません。他人を信用しない秘密主義的な性格にくわえ、自分が産みだす新技術の未来に、希望と誇りをもっていたのでしょう。

（提供：印刷博物館）

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