グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!
story
様々な舞台で数多くの役を全うしてきた福井と原田。
でも一つの作品で20以上の役を取っ替え引っ替え演じるのはかつて経験のないこと!挑むのはタグとバドの夢を叶えるためのオーディションだけではないのです。
これまでの経験の集大成のように、全キャラクターをきっちり演じ切るための、二人の役者魂の挑戦も詰まっているそんな舞台なのです。
皆さんの応援でこの作品を晴れの舞台へ是非導いいてください!!
熱意と才能は最強な二人!
でも、このミュージカルをブロードウェイでやれるかは皆さん次第!!
互いを天才と称えて止まないダグとバドの目標は自分たちが作ったミュージカルをブロードウェイで上演すること。でも彼らにはお金もなければ、パトロンもいない!そこで彼らは、投資してもらうために自たちのオーディションを開こうと思いつく。プロデューサーを招待して、自ら演者になって必死に歌ったり演じたりするダグとバド。二人で演じなければいけない役は、なんと20役以上!だって、作ったのはブロードウェイのためのビッグなミュージカルなんだから仕方ない…!! 果たして二人はスポンサー集めに成功することが出来るのか!?
そして福井と原田は20役を演じ切ることが出来るのか!?
4人それぞれの真剣で過酷で可笑しなチャレンジを見届けてください!!
☆登場人物紹介☆
福井晶一=ダグ・サイモン(Doug Simon)
まっすぐで純粋な男でありながら、どんなことでも、やると決めたら全身全霊をかけて挑む精神力の持ち主でもある。しかし、何かと経験豊富な一方で、何か一つ突出したものは持っていない。それでも周りの人を元気付けるエネルギーと集中力は誰にも負けない。バドと一緒に作ったこの作品にとてつもないプライドを持っており、誰より大事な友人であるバドを天才だと思っている。
原田優一=バド・ダベンポート(Bud Davenport)
ダグの親友であり自称天才作曲家。いつでも誰かを楽しませようと頑張る純粋な男。自分が作った曲を歌うとき、その天才振りに自ら酔いしれる「ナルシスト」だが、一方でそれを人前でお披露目できるだけでも感激してしまうような純粋さも持ち合わせる。情熱の塊であるダグとの共同作業はいつも楽しく、ダグが与える「ビッグ・アイデア」をリスペクトして止まない。
数多くのブロードウェイ・ミュージカルに出演して来た福井晶一と原田優一。中でもレ・ミゼラブルでは、福井がジャン・バルジャン&ジャベールに、原田がマリウスに扮して共演したこともある。そんな二人がブロードウェイに挑む!?
いえいえ、二人が挑むのはブロードウェイを目指す二人の天才作家たち!これからご紹介するタグとバドはまだまだ夢半ば。ブロードウェイでの上演を目指して作品を作ったものの、お金も発表する場もなくて悩んでいる。そしてブロードウェイならお任せと、福井と原田が立ち上がった!
さあ、ダグとバドの夢を叶えるために、一肌脱いじゃいます!!
レミゼの二人がブロードウェイに挑む!?
グーテンバーグ!・・・って何?!
それは、福井と原田が挑むオーディション・・・??
一肌脱いだはいいが・・・
二人で20役以上なんて聞いてない!!
「グーテンバーグ」は「グーテンベルク」として知られている、活版印刷技術を発明した実在の人物。
ダグとバドは、このグーテンベルクを主人公に「グーテンバーグ」というミュージカルを作ったのです。
その内容はというと、中世ドイツのシュリマー村が舞台。ダグとバドはこのグーテンベルクが葡萄の果汁搾りを生業とする平凡な人物だったと仮定して、その葡萄を絞る過程で偶然印刷技術を発明することになるという喜劇に仕立てた。しかし文字を読むという行為が自分だけに許された特権だと思っている性悪な修道士は、グーテンベルクの発明を邪魔し続ける。平凡なグーテンベルクは様々な誘惑や脅威に立ち向かいながら、果たして発明にたどり着くことが出来るのか!?
無名なダグ&バド、有名な福井&原田、そしてグーテンベルク、それぞれの夢を乗せた『グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!』、その結末は!?